ニホンアワサンゴ(Alveopora japonica)の幼生出現(観察時期:9~10月初旬)
橘湾で見られるニホンアワサンゴ(Alveopora japonica)
山口県の周防大島で大群落が見つかり有名となったニホンアワサンゴですが、橘湾にもひっそりと生息しています。
9~10月初旬にかけて、このニホンアワサンゴがプラヌラ幼生を体内に抱える様子を観察できます。
サンゴの産卵では多くの種が卵と精子を放出し、体外受精を行いますが、ニホンアワサンゴは体内で受精させたのち、プラヌラ幼生となった子どもを放出します。
潮汐や月齢のタイミングが合えば幼生を放出する瞬間も観察できるかもしれません。