アイナメ(Hexagrammos otakii)の卵保護・ハッチアウト(観察時期:11~1月)
卵保護するアイナメ(Hexagrammos otakii)のオス
冬の大村湾では卵保護するアイナメの様子を観察できます。
黄金色の婚姻色に染まるオスを観察できるのもこの時期だけです。
11月から12月にかけては徐々に発達していく卵の様子を見ることができます。
ハッチアウトする様子も観察可能。
産み付けられたばかりの卵は白・ピンク・黄色と、産み付けたメス親によって色が異なり、カラフルな卵が並ぶ様子はとても綺麗です。
また、アイナメの産卵は限られた期間でのみ行われており、産みたての美しい卵が見られるのは12月中旬頃まで、そしてハッチアウトは12月末から1月中旬の間でしか観察することができません。
この時期を逃してしまえば次に見られるのは一年後。
非常に貴重だからこそ、決して見逃せない生態です。