未知との遭遇


こんばんは!
海だよりの中村です。

この土日はとても良い天気でしたね!
海もべた凪でまさにダイビング日和の長崎でした♪

さて、そんな週末は僕にとって別れと、新たな発見の日になりました。

ゲストはお店のオープン以来ずっと通って下さっている気心の知れた常連さん。
しかし、とても寂しい事に、今月一杯で長かった九州での単身赴任が終わり、関東に戻る事になったとのこと。

すでに何度も何度もご案内している大村湾ですが、やっぱり最後にご案内する場所も思い出詰まった大村湾しかないでしょう!

ということで、向かった大村湾の冬場ポイント。

 

良い締め括りにするゾ~!!!

 

と、気合い十分で臨んだのですが、どうやら若干空回ったようで1本目はサラッと終わってしまう。。。

ヤバいなぁ。
ゲストさんの笑顔が逆にプレッシャーだぁ。。。

 

しかし!ここで負けてはいられません!
こんな時こそ丁寧且つ思いきり良く!
2本目は普段行かない少し先へも進んでみようと決心!!

 

 

するとどうでしょ~!!

 

 

 

な、な、なんじゃここは~!!!!
ホヤ②コピー

 

海底一面に広がるのは不可思議な姿をした無数のホヤ!!

 

このホヤは「カンザシボヤ」の仲間。
以前からポツポツと見かける事はありましたが、こんなに群生している光景を目にしたのはもちろん初めて
そもそも超が付くほどマイナーなホヤのうえに、こんな光景になるなんて聞いた事さえありません。

惑星①のコピー

 

小さな者から大きな者まで。

 
ホヤ③のコピー

 

 

カンザシボヤの合い間には不時着した謎の球体ボヤの姿も

 
球体Xのコピー

 

その光景はまるで未知の惑星、あるいはナウシカの腐海の森に迷い込んだかのよう
すごい・・・
大村湾の海底にこんな世界が広がっているなんて誰が想像できるでしょう。

 
惑星Xのコピー

 

ラストダイブで新たな発見の立会人となったゲストさん。

また忘れられないダイビングになりましたね!
大場さん

 

ということで、素敵な発見とこれまでの楽しいダイビングをありがとうございました♪
距離は遠くなりますが、また遊びに来て頂けるのを楽しみにお待ちしています!

そして、このカンザシボヤの楽園についてですが、
実は見られる季節が限られます。
まだ確かな根拠があるわけではありませんが、水温が低い時期にのみ見られているホヤですので、
恐らく冬~春にかけて(1月~4月or5月頃)にだけ見られる光景です。

独特な景観なので、30mを超えるような深い場所かと思うかもしれませんが、
全然深くありません。減圧がでない範囲で十分に楽しめる場所です。

なんだか異世界に迷い込んだかのような感覚を楽しめる場所です。
ぜひ興味のある方は遊びにお越し下さい♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Post Navigation