ミミイカ卵とカズナギのその後と教育熱心なハゼ


約1年ぶりに出現したオクヨウジの幼魚に大興奮した本日の大村湾。
アマモ場のオクヨウジは相変わらず独身者のようですが、どこかで確実に繁殖している模様です。

昨夜産み付けられていたミミイカの卵はやはり卵同士が癒着していました!
似た生態で言えば、アイナメの卵が産み付けられたのちに海水と反応し、お互いに癒着していくのと同様の現象が起こっているんじゃないでしょうか。

さらにアカオビシマハゼのハッチアウトが見られました!
見ているそばから次々とふ化する子供たち!
すごい!
胸鰭をやさしく動かし孵化を促す親の姿が…
なんて教科書通りの生態が見れるかと思えば全く違いました~!

親は胸鰭で卵をビシバシはたきまくり!
はよ出ていかんか~い!
飛ばされるようにふ化していく子供たち。
しまいには尾びれまで使って「おらおらおら~!」
ハゼの子育てはスパルタの模様です。

先日私を感動させてくれたカズナギ属の闘争。
なんと!4日目にして巣穴が空っぽになってました!
え~!どこいったの!?
本当に謎だらけです(汗

種もはっきりしません。
オオカズナギにしてはあまりに小型すぎ。オスの婚姻色も違う。
巣穴をすぐに放棄してるのもちょっと変じゃないかな。
検索図鑑を見てみると・・・

まず後方のヒレが2本の黒線に縁どられている。
→はい
背鰭鰭条数はいつも閉じててわからないので、とりあえず無視。
ここでオオカズナギでなければノトカズナギかコモンイトギンポになるわけですが。。
結論的にどちらでもない感じです。

これはやはりサンプリングするしかあるまい。
今回初めて巣穴を確認できたことで、いろんな疑問が出てきてますが、ここで書くには長くなるので省略です~

でも一番興奮したのはエントリー前にスナメリがすぐ近くを通ったことでした!
僕は見逃したけどお客さんがエントリー口から10m先のところを通ったのを見たとのこと!
その後、周りを見渡すと確かに沖の方でスナメリが飛び跳ねてる~!
あとちょっと早く入ってれば見れたのかな!?

というわkで、大興奮の1日でした!

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